モカジャバをジャバジャバ

世間の出来事のうちのごく一部について、周回遅れで書くブログです。基本的にはゲームのブログではあります。

記事カテゴリから、ゲームタイトル毎の投稿を絞り込む事ができます。
基本的にはネタバレを気にしていませんので、その辺りが気になる方の閲覧はお勧めいたしかねます。
また、記事内にいい加減なCSSを使用する場合がございますので、パソコン以外からの閲覧もあまり得策とは思えません。

カクヨムで読んだら面白かった(26+1)作品 - 2016年のまとめ

去年カクヨムで読んだweb小説の感想をようやくひと通り書き終わりましたのでまとめます。わーい。
ここに列記させて頂いたタイトルは、まず全部がおすすめ作品……と言い切れるかどうかは疑問です。というのも、面白かったのは事実なのですがあくまで私の好みの話なので。自分が読んで面白かった作品と、人に勧める作品は別ですよね。
ともあれ、去年はじめてweb小説投稿サイトに足を踏み入れ、幾つかの作品を読んでみたら面白くて 「マジかーこんなんあるのかー異世界転生俺TUEEだけじゃないじゃーん面白いじゃーん」 と思ったものの語る相手がいないので、面白かった思いの丈をブログに投げました。つまらなかった作品の話はしていません。

リンク先は各作品ページではなく、このブログ内の感想記事ですのでご注意下さい。

SF

にごろあまた  作者:二五六九
 http://alfort.hatenablog.com/entry/2017/01/01/234717
にごろあまたちゃん可愛い。
何だかんだ言いましたけど、可愛いAIとか可愛いロボットっていうのは正義だと思うんですよ!可愛さはアーキテクチャに宿る。

ユニバース  作者:黒楠孝
 http://alfort.hatenablog.com/entry/2017/01/01/234717
2016年度、読めて良かった大賞 (私設web小説賞) 受賞作。
まるで、都心の公園のベンチで一服してたら野良うさぎと遭遇したかのような嬉しさと 「え?お前こんなところに居て大丈夫?」 感。

あなたは月面に倒れている  作者: 倉田タカシ
 http://alfort.hatenablog.com/entry/2016/06/06/225923
元々倉田タカシ先生に興味津々なので、こんな所で短編が読めてしまって大歓喜
あ゛ーーーってなります。あ゛ーーーって。

蒼穹のアルトシエル  作者: 犬魔人
 http://alfort.hatenablog.com/entry/2016/06/06/225923
2016年度、カクヨムSFジャンルエンターテイメント部門 (私設web小説賞) 第一位。
とにかく真っ当に出来が良い。映像が頭に浮かぶしその画がもうめっちゃかっこいい。

おとなも楽しめるトランスヒューマンガンマ線バースト童話集  作者: sanpow
 http://alfort.hatenablog.com/entry/2016/06/04/234654
誰も追い付けない領域で新しい天丼ギャグを完成させ、そしてひとり外宇宙の彼方に去っていった天才……みたいな味わい。
チャールズ・ストロスの「アッチェレランド」が好きなんですが、同じようなアレを感じます。

横浜駅SF   作者: イスカリオテ湯葉
 http://alfort.hatenablog.com/entry/2016/06/04/234654
第1回カクヨムWeb小説コンテストの花形。ヤバァァァァァいッ説明不要!!
書籍化されたのが意外っちゃ意外なんですが嬉しくもある。酉島伝法大好きとして全身全霊で嬉しい。

マルゴ・トアフの銀の鳥  作者:朝陽遥
 http://alfort.hatenablog.com/entry/2016/05/29/231736
2016年度、ハートウォーミング異種族交流SFもふもふ部門 (私設web小説賞) 第一位。
心温まるお話なのに、どこかそっけなく冷たい感じが如何にもSFで、時々読み返したくなる空気感。

ひとりぼっちのソユーズ Fly Me to the Moon  作者:七瀬夏扉@ななせなつひ
 http://alfort.hatenablog.com/entry/2016/05/29/231736
テンプレ的ボーイ・ミーツ・ガールの皮を被った本格派宇宙開拓史。もしも救いがなくても、きっと希望はある。
1章を読んだ時はまさかあんな話になるなんて思いもしなかった。

死者、インゴルヌカにて  作者:富士普楽
 http://alfort.hatenablog.com/entry/2016/05/10/210635
2016年度、こいつはめっちゃたまらんでSF小説部門 (私設web小説賞) 第一位。
世界観が良い、文体が良い、キャラが良い、話も良い、とストライクゾーンの真ん中を颯爽と駆け抜けて行ってくれた作品。

The video game with no name  作者:赤野工作
 http://alfort.hatenablog.com/entry/2016/05/08/012740
完全なる紹介文詐欺。発想が一人勝ち、と言いたいところですがただの一発ネタに留まらない。常に続きが楽しみ。
作者の知識量とかが作品として昇華されちゃったタイプの素晴らしい作品。

黄昏のブッシャリオン  作者:碌星らせん
 http://alfort.hatenablog.com/entry/2016/05/07/171240
2016年度、誰に勧めても恥ずかしくない頭おかしい(褒めてる)小説部門 (私設web小説賞) 第一位。
全編通して息つく間もないパワーワードの嵐。パワーワードという言葉ですら評しきれない、圧倒的な世界観。

ネッ禁法時代:東京試炸例(トーキョー・バースト・プロトタイプ)  作者:吾奏伸(あそうしん)
 http://alfort.hatenablog.com/entry/2016/05/05/200600
ハードなサスペンス、なのにエンタメ。こういうのが読みたかった。
web小説をナメてました。この作品を読むまでは。

妹、分裂する 作者:すぺあ
 http://alfort.hatenablog.com/entry/2016/05/05/200600
いつの間にかしれっと書籍化されていた怪作。 (書籍版の表紙は、良くないと思う)
この作品に 「Excellent!」 したいがためにカクヨムのアカウントを取得しました。

異世界ファンタジー

砂漠の星 郵便飛行機乗り  作者:降瀬さとる
 http://alfort.hatenablog.com/entry/2017/01/01/234717

死者の手  作者:直さらだ
 http://alfort.hatenablog.com/entry/2017/01/01/234717

郵便配達アーリィ&アープ  作者:卯月
 http://alfort.hatenablog.com/entry/2016/12/30/211811

宿屋の主人だが最近の勇者はマナーが悪い  作者:麓清
 http://alfort.hatenablog.com/entry/2016/12/30/211811

365日の冒険者日記  作者:荒木シオン
 http://alfort.hatenablog.com/entry/2016/12/30/211811

王子様は一級死亡フラグ建築士 ~城からパクってきた銀のスプーンが黒く変色した件~  作者:藤原ゴンザレス
 http://alfort.hatenablog.com/entry/2016/12/30/151739

鋼鉄のロジスティクス  作者:三島千廣
 http://alfort.hatenablog.com/entry/2016/12/30/151739

こちら魔物の国、中央銀行総裁室でございます。  作者:既読
 http://alfort.hatenablog.com/entry/2016/08/21/182512

穏やかな終末に、一杯の葡萄酒を。  作者:北村砲塔
 http://alfort.hatenablog.com/entry/2016/05/10/210635
作者の退会によって作品が消失しています。
こういうテイストは貴重だし、個人的には無茶苦茶好きだったため至極残念です。
遠からずまたどこかで復活して下さる事を願ってやみません。

何回ガチャを引いてもレアが出ないから腹いせに書いたファンタジー  作者:槻影
 http://alfort.hatenablog.com/entry/2016/05/07/171240


現代ファンタジー

つまり、どの話から読んでも大丈夫なストーリー  作者:毛賀不可思議
 http://alfort.hatenablog.com/entry/2016/12/30/211811

コンビニで夜勤バイトを始めまして。  作者:天野 アタル
 http://alfort.hatenablog.com/entry/2016/12/30/151739


ミステリー

偏執狂の猿にタイプライターを無限に打鍵させたとき、猿のテキストが偶発的にレイ・ブラッドベリを凌駕する確率に関する実験報告  作者:D坂ノボル
 http://alfort.hatenablog.com/entry/2016/05/08/012740

枠外

異界にはためく山賊旗  作者:湘南のぬこ
 https://kakuyomu.jp/works/1177354054880922142 カクヨム (削除済み)
凄い面白かったのですが、作者の退会により作品が消失したようです。
感想を書く前に作品の消失を確認したため、枠外です。
もったいない……。
領地略取の顛末と、その後のねずみの傭兵団の行末を読みたかった。
どこかで復活してくれる事を密かに期待しております。