ついに開始。 「ラスト・ガール・スタンディング」 の感想と四聖獣について
むしろ今となっては、もし第三話以降でイマドキのアニメ風に惜しみなくリッチな作画の作品が始まったら物足りなさ、というかコレジャナイ感に襲われるだろうという確信すらあります。
気が付いたらニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨンが始まってた - モカジャバをジャバジャバ
お、俺は詳しいんだ……とは確かに言いましたが、こんな記事を書いた矢先の第三話。普通のアニメが放映されてしまうとは思ってもみませんでした。
見事に物足りなさを感じましたね、今回。
とはいえ、ラスト・ガール・スタンディング自体が普段の忍殺とはかなり毛色の異なるエピソードですし、この違和感と喪失感もまた、視聴体験としては正しいという事になるのでしょう。 (ヘッズ並感)
アーイイ
確実にニンジャをスレイな世界観に基づく女子高生。アーアアーイイ
さて、突然に青春ニンジャ活劇が始まったニンジャスレイヤー・フロムアニメイシヨンですが、今回から暫く続く 「ラスト・ガール・スタンディング」 はこの後も見どころ満載です。原作屈指の人気エピソードです。
なので、まだ振り落とされていないニュービーの皆様には是非ともこのまま継続視聴をキメて頂きたい物ですね。いや、布教とかそういう話ではなく、単純にこの後が面白いので。敢えてネタバレは致しませんが、モスキート=サンとかも出ますので。ハイ。
今回の見どころは、貴重なソウカイシックスゲーツの私服(?)姿かと思いますが、ソニックブーム=サンに関して言えば声が池袋露西亜寿司であるという事も見逃せないでしょう。
個人的にちょっと不服だったのは、地の文=サンの出番が少なかった事ですね。
まあいつも通りのノリで地の文=サンがでしゃばってしまうと、ラスト・ガール・スタンディング特有の 「なんかいつもの忍殺と違う」 感じが出ませんので、仕方のない事でしょう。
とはいえ、四聖獣についてはちゃんと説明してくれても良かったんじゃないでしょうかね。
「そして、ここを谷折りして、この切れ目から空気を吹き込むと完成です」ヤモトは緊張のためにいくぶん震える声で説明し終えると、出来上がったタコのオリガミを机の上に置いた。机には既に作製し終えたドラゴン、ゴリラ、イーグルのオリガミがある。これで四聖獣が揃った。
— Ninja Slayer (@NJSLYR) 2011, 4月 16
タコ、ドラゴン、ゴリラ、イーグル。
後々のザイバツ・シテンノは四聖獣にちなんだ名前を冠している訳ですし、ユカノが出るならドラゴン・ゲンドーソーが出る筈なので、そうなるとどこかで四聖獣にちなんだ意匠が出て来ると思いますし。そもそも作中世界に広く浸透する概念なので、登場人物と世界認識を共通化するうえでも必要なアティチュードだとか何とか。
嘘です。
私がはじめて忍殺に於ける四聖獣を知った時に受けた衝撃を、折角なのでニュービーの方々も味わえば良いなと思っているだけです。
繰り返し言いますが、四聖獣はタコ、ドラゴン、ゴリラ、イーグル。