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モカジャバをジャバジャバ

世間の出来事のうちのごく一部について、周回遅れで書くブログです。基本的にはゲームのブログではあります。

記事カテゴリから、ゲームタイトル毎の投稿を絞り込む事ができます。
基本的にはネタバレを気にしていませんので、その辺りが気になる方の閲覧はお勧めいたしかねます。
また、記事内にいい加減なCSSを使用する場合がございますので、パソコン以外からの閲覧もあまり得策とは思えません。

2016年 カクヨムの面白かった作品たち-感想その1 (コンビニ夜勤・一級死亡フラグ・ロジスティクス)

読書

久々に「90日以上更新していない~」を出してしまいましたね。
忙しかったと言えば忙しかったのですが、それよりも日々の疲労に負けていたり、ゲームにかまけていたりした気がします。

さて、このブログでは「カクヨムで読んでみたら面白かった」シリーズとしてweb小説の感想をいくつか書き散らしてきましたが、ネタがたまりにたまってしまったので今年度決算版みたいな感じでまとめて放出します。

以後の内容は基本的に、私が「ウッヒョォー面白ぇー!!!」とか思ったものの、その感想を誰かと語り合う術を持たなかったため私の心のなかに貯めこまれていた何か、という感じの感想です。面白くなかった作品についてはいちいち書きません。また、すべての内容はあくまで私個人の勢い任せの感想です。が、これから挙げる作品はまず、すべて面白かったんだ、という事を先に明記しておきます。
カクヨムオンリーかどうかは知りません。では、開始します。

コンビニで夜勤バイトを始めまして。  作者:天野 アタル

ラージャンルから久々の佳作。
ヤバい (当然、霊的な意味で) コンビニで夜勤のバイトをはじめた主人公に振りかかる様々なトラブルと、そこに勤める面白い人たちの話。

無難な基本設定を、ちゃんとやり通してくれているのがありがたい。心底唸ってしまうような内容ではないものの、全体的にうまい感じにまとまっていて、サブキャラの皆さんがそこそこに面白いのでサクサク読めてスルッと楽しめる。ライトノベル版「夏目友人帳」みたいな感じで好き。

個人的に、ホラージャンルにおいて (主に巧拙の拙が原因の) 不快感を感じなかった作品、というのはそれだけで貴重な気がするので、とても印象に残っています。



王子様は一級死亡フラグ建築士 ~城からパクってきた銀のスプーンが黒く変色した件~  作者:藤原ゴンザレス

ミステリージャンルですが、異世界転生ファンタジー。
というか異世界転生ファンタジーのフォーマットを使いつつ、基本的にはミステリーかサスペンス。
異世界で王子として第二の生を受けた主人公が暗殺されかけたところから物語が始まり、そもそも主人公は何故暗殺されなくてはいけないのか?誰がそれを仕組んだのか?関係者たちにはどういうつながりがあるのか?を追求していく話。

読み始めは 「何だこれ、ウザいな……」 という感じなのですが、ちょっと進むと急に面白くなってきて、後はノンストップで読みきれる。
主人公には、王族として生まれた事と子供ながらに頭の中身がオッサンな事以外にはいわゆるチート能力的な物はない。超軽い文章とデフォルメされた政治的駆け引きのために、ふざけた感じがしつつも、話の大筋としてはファンタジー世界の民族問題等に起因して複雑に絡み合う登場人物達の思惑……みたいなところを楽しめます。
登場人物達の思惑を明らかにしていくうえで、関わる主要キャラが皆面白いのがとても楽しかったポイントでした。
葉っぱ一枚あればいい。



鋼鉄のロジスティクス  作者:三島千廣

異世界ファンタジージャンルですが、特に誰も転生してきません。
戦争の最中、最前線を支える兵糧管理に重点を置きまくる話。

軍のエリートコースから外れてしまって倉庫整理に明け暮れていた主人公が、旧友からの要請を受けて大戦の物資管理を一手に担うようになり、疎かにされてきた補給の概念をバキバキに鍛え直して戦争に勝つ……アツいです。
裏方に徹する系の話が好きな人には、強めにおすすめしたい作品。
全12話で完結、と短くまとまっていてサクッと読めて面白い、というのは読み手にとって非常に有り難く、また作者の技量の高さがなせるワザなのですが、せっかくこういうテーマを扱うのであればもう、誰が得するんだっていうレベルでみっちりこってりと細かい話を埋めていってくれても良いんですよぉ。なんかこう、もっとジリジリと迫ったり迫られたりするような苦難があっても良いんですよぉ。と、思います。書く労力に見合った評価が得られるかは別ですが……。

あ、ただしヒロイン (?) がウザすぎる点は人を選ぶかも知れません。
個人的にはあまり好きなヒロインではない。



つづく

本当は一気に放出するつもりだったのですが、力尽きました。
続きはまた夜か明日か年明けにでも。